酒粕パックをすれば他のスキンケアは不要

酒かすを生活に取り入れてから感じたことは、まず調子のよさです。さらに、朝飲めば日中おなかが空かないので、ダイエットにも間違いなく効果的です。おかげさまでごはん好きの私でも、楽に糖質を抑えることができます。

今でも53kg〜57kgの体重を維持できていますし、血圧も2年暗い前に正常になりました。これも、酒かすの功績が大きいと思います。美肌効果も絶大です。ざらつきがなくなってしっとりしてきたので、シワも目立たなくなりました。

最近では、痩せたことに加え、肌つやがいいねとうらやましがられます。

先日、友人2人に酒かす甘酒の素をお裾分けしたところ、一人は「便がやわらかくなって出やすくなった」といい、もう一人は「トイレに座ったとたんに、力まなくてもスッと出て驚いた」と話していました。

最近は、酒かすをパックにも利用しています。おからパウダーを少し混ぜて適度なかたさにして顔に塗り、10〜15分経って汗が流れ落ちてきたら、洗い流します。このパックをすると、ほかのスキンケアは不要なくらいしっとりします。

私の方法は、酒かすや甘酒の風味が苦手な人にもお勧めです。かくいう私も、甘酒が飲めなかった子どもたちに対して、料理に混ぜる形で食べさせていますが、喜んで

食べてくれます。是非皆さんも、健康と美容に役立ててください。

ダイエットを手助けし血圧降下にも有効

ヨーグルトに含まれる乳酸菌と、酒かすに含まれるグリコシルセラミドは共に腸内環境を改善し、腸の働きを整えて便秘も解消します。

酒かすを飲んだら160ミリの血圧が正常化!

ダイエットできたものの肌質が悪化した!

私は毎日、溶かすと米こうじ甘酒、ヨーグルトで作ったドリンクを飲んでいます。飲み始めたきっかけは、肌あれとかシワが気になったからです。

肌質が悪化した原因は、ダイエットでした。第二子を産んでから体重が80kg(身長170cm)近くまで増えて、3年半前には、最大血圧が150〜160mmHgになり、最小血圧も100mmHgを越えてしまったのです。

ウォーキングなどの運動と、白飯を減らす食事制限で、半年で23kg痩せました。

周りからは「すごいね」「うらやましい」と褒められて、しばらくは鼻高々でした。しかしある日、鏡を見ると、肌にツヤがなくバサついていて、とても老け込んで見えたのです。

痩せることばかり気にしていてはいけないのかもしれないと考え始めたときに、目に留まったのが甘酒でした。甘酒は以前、「体にいいから子供に飲ませなさい」と、義理の母にもらったものの、子どもたちの口には合わなかったのですが、使っていなかったのです。。。

そんなある日、酒蔵の女将さんから「酒粕は指先ひとさじ、毎日口にしなさい」と言い伝えられるほど、体にいいものだからという話を聞きました。

砂糖を使わずに飲むいい方法はないものかと考えたところ、ひらめいたのが米こうじ甘酒と混ぜることでした。

作り方は簡単で、同量の酒粕と甘酒をハンドミキサーで混ぜて、「酒粕甘酒」の表を作ります。それを飲みたいときにお湯で割るだけに。

免疫力でさまざまな病気を予防・改善できる

インフルにかんせんしても免疫力で発症させない

免疫は、健康を損なう原因物質から体を守る総合的な仕組みなので、免疫力を上げると、予防・改善につながる病気が数多くあります。

日本人の死因1位となっているがんを予防するには、NK細胞の活性化が大切です。

前述したように、NK細胞は全身をパトロールして、がん細胞を見つけたら除去し、増殖を防ぎます。

免疫力が高ければ、インフルエンザに感染しても、発症しないことがあります。また、発症したとしても、戦った相手の特徴を記憶し、再発見した時は、B細胞がすぐに攻撃してくれます。

ノロウィルスやO157などの感染症は、早い段階で病原体を弱体化させることが大切です。マクロファージやNK細胞などの自然免疫が活発に働くと、無症状や軽い症状で済みます。

マクロファージは大型の免疫細胞で、異物を発見すると、包み込んで処理します。アルツハイマー病(認知症)の原因であるアミロイドβも処理するため、免疫力を上げると、アルツハイマー病の発症を防いだり、進行を遅らせることが期待できます。

 

免疫力の状態はメンタルにも影響する

ピロリ菌の感染が原因ですが、免疫細胞はピロリ菌を攻撃します。また、胃壁の炎症原因物質を取り込み、つらい痛みや吐き気などの症状を緩和します。

 

このほか、糖尿病などの生活習慣病、肺炎、花粉症、アトピー性皮膚炎、慢性疲労症候群なども免疫力を上げると、予防や改善が期待できます。近年、免疫とメンタルの関係が注目され、研究が進められています。

平熱を36.5度以上にする

平熱をあげると様々なメリット

体温が一度下がると、免疫力は30%低下します。免疫力を落とさないためには、体温を下げないようにすることが大切です。

個人差はあるものの、基準は平熱が36.5度。平熱が36.5度以上だと、NK細胞が活発に働きます。

また、「血行が良くなり、全身の細胞に酸素と栄養が届く」「基礎代謝が上がり、太りにくくなる」など、さまざまなメリットがあります。

一方、がん細胞は低体温を好むので、体が冷えていると、がんになるリスクが高くなると考えられています。

体温をあげるには「体を温める食材を食べる」「湯船につかる」など、いろいろな方法があります。私がオススメするのは、どこでも、気軽にでき、高い効果が得られるスクワットです。

スロースクワットは、筋肉量を増やせるのがポイント。体が生み出す熱の30〜40%は筋肉で発生します。

太ももや大臀筋(尻)と行った大きな筋肉を増やすことで、平熱をあげることができます。スロースクワットを日課にしましょう。

毎日の大笑いで免疫力アップ

没頭することで大笑いと同じ効果

笑うと免疫力がアップすることは、生きがい療法を研究する医師グループが1991年に行ったじっけんで証明されています。20歳から62歳までの19人を対象に、漫才、落語、喜劇などによる3時間のお笑いライブの前夜でNK細胞の変化を調べたところ、測定できた18人中14人のNK活性に上昇が見られたのです。活性化の原因は、精神を安定させるセロトニンや、多幸福を与えるBーエンドルフィンと行った脳内ホルモンの分泌にあると考えられています。

 

海外にも例があります。米国人ジャーナリスト、ノーマン・カズンズ氏の体験談です。彼は難病の膠原病にかかり、医師から「治療の可能性は500分の1」と言われたのですが、ポジティブな感情が回復に繋がると考え、病室でコメディー番組を見続けました。すると数ヶ月で全快したのです。

 

免疫力アップのためには、本当に面白いと感じらえれることに対して、げらげらと声を出して笑うのが理想です。クスッと笑う程度や、つくり笑いでも効果はあります。

 

大事なのは、不安やストレスから開放されて、頭の中を真っ白にすること。

 

それは笑いだけに限りません。好きなことに没頭する時間をつくると、頭の中が真っ白になり、免疫力がおのずと高まります。たとえば、カラオケや家庭菜園でもいいのです。何かに没頭することで、大笑いと同じ効果が得られます。

 

1日に100〜120分、頭の中を真っ白にする時間をつくりましょう。その点で、落語会、映画、スポーツ観戦などはオススメのコンテンツです。親しい人と語らいながら、時間をかけて食事するのもいいでしょう。

一年中、体の冷えを防ぐ

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 太い血管が通っている首、手首、足首。特に冬場は露出せず、熱を逃さないことが大切です。

冬は保湿も忘れずに

乾燥しやすくなる冬の室内では、温度を保つ必要があります。

加湿器はもちろんのこと、湯船に湯を張るのも効果的な対策になります。

太い血管が冷えると全身の冷えにつながる

免疫力を高めるためには、季節にかかわらず冷えを予防することが大切です。まず、夏場はエアコンを効かせすぎると体が冷え、免疫力が下がることがあるので注意しましょう。

くすんで、透明感の

肌にツヤや透明感がない。肌が黒ずんで見えて、明るさのない暗い印象。

【くすみの原因】

(1)乾燥・・・角層の水分不足、水分保持力の低下

(2)紫外線の影響・・・メラニン色素の増加とメラニン代謝の不調

(3)ターンオーバーの不調・・・角層肥厚

(4)血行不良・・・体調、ストレス、冷え

(5)間違ったお手入れ・・・肌表面のこすりすぎ、剥がすパック、スクラブ洗顔、etc

(6)汚れの残留・・・毛穴の黒ずみ、メイクの汚れ

【くすみはどのように起こるのか?】

①角層の状態が悪くなる=バリア機能・保湿機能の低下

角層の水分不足によりCEの成熟が悪くなると、細胞間脂質の配列が乱れバリア機能が低下する。また、保湿の要であるNMFが不足し、保湿機能が低下する。このような状態が続くと、肌はさらに空気の乾燥や紫外線などの影響を受けやすくなる。

②表皮の状態が悪くなる=ターンオーバーが遅くなる

ターンオーバーが遅くなると、本来スムーズに剥がれ落ちるべき古くなった角層細胞が、いつまでも肌表面に留まり角層が肥厚する。角層が肥厚すると、角層の水分量が低下しうるおい不足になる。

          ↓

メラニン色素が増加し、肌が黒ずんで見える。

③血液循環が悪くなる

血液循環が悪くなると栄養や酸素、水分が肌全体にスムーズに届けられなくなるだけでなく、老廃物の排泄も滞る。この結果、皮膚生理機能そのものが低下し、肌が疲れくすみが生じる。

さらに、毛細血管の血流が悪くなると、肌の赤味がなくなり肌色の黄味が目立ちくすんで見えやすい。

④間違ったお手入れ

お手入れのしすぎ、こすりすぎにより肌に負担をかけ続けることで色素沈着に繋がり、くすみが生じる。また、洗顔やクレンジング不足により皮脂やメイクの汚れが残留し、くすんで見える。皮脂も時間が経つと酸化され過酸化脂質となる。